30代転職の身だしなみ注意点|スーツと鞄と靴だけで満足してませんか!?


30代が転職の面接に臨むとき、身だしなみに関して悩んだことありませんか?

・どんなスーツが正解?
・ネクタイの色は?
・他に見られるところは?
そこで今回は、採用試験での身だしなみについてご紹介します。
スーツや鞄、靴といった一般的に分かりやすいアイテムはもちろん、他の応募者と差がつくポイントも解説します。

面接官が見るポイントとは?

「身だしなみ」とひとことで言っても、面接官が見ているポイントはどこなのでしょうか?

私は、30代半ばで転職をしました。

前職でも今の企業でも採用業務の担当者として年間数百人の方とお会いしてきましたが、経験上、面接官がチェックする身だしなみは以下のポイントです。

チェックされる身だしなみ
・清潔感
・TPO
・全体的なまとまり
・自然な振る舞い

では、早速ひとつずつ解説していきます。

まずは大前提…清潔感

多くの面接官が気にするポイントが、清潔感です。

人にもよりますが、第一印象は3秒~7秒で決まると言われています。

短い…

そのわずか数秒の中で、清潔感がないと印象は大きくマイナスになります。

シャツやスーツがヨレヨレだったり、靴や着ている物のサイズ感が合わなかったり。

男性の場合は、ネクタイが曲がっていたり、髪の毛がきちんとセットされていないなど。

日頃から気を付けることができるポイントなだけに、普段から気を配る練習をしておきましょう。

 

TPOをわきまえているか

業界や企業の色によって、面接のスタイルや雰囲気はかわってきます。

いくら自分を売り込みたいからと言っても、その企業やTPOに合わないスタイルで面接に臨むことはNGです。

そもそも社会人経験がある転職者なので、TPOへのアンテナはきちんと張っておきたいですよね。

 

全体的なまとまり

ある程度経験豊富な社会人であれば、身につけるアイテムや服装がブランド物や高級品であることも。

それ自体は問題ありません!

ただ、全体バランスの中でいくつかのアイテムだけ浮いてしまうような組み合わせは避けましょう。

例えば、全体的にフォーマルな着こなしなのに一つのアイテムだけカジュアルなども違和感が出てしまいます。

あくまで、全体的にバランスよく、悪目立ちしないようにコーディネートするべきです。

 

自然な振る舞い

着ている物や身に付けているものと、その人の振る舞いにギャップがないかも重要です。

無理をしていれば、百戦錬磨の面接官はすぐ見抜きます。

あくまで無理をせず、自分らしさをアピールできる範囲で身だしなみを整えましょう。

 

アイテムごとの気を付けるポイントは?

面接官がチェックしているポイントを紹介しましたが、ここからは具体的な服装について解説します。

 

スーツ

黒か紺の無地で目立ちすぎないものが基本です。

リクルートスーツも少し時代に合わなかったり、頼りない印象が出てしまうので避けましょう。

・黒か紺の無地
・皺はないように


 
・明るい青やグレー物は避ける
・ヨレヨレは厳禁
・リクルートスーツは頼りない印象が出る

ネクタイ

スーツの色に合わせて選択すれば問題はありません。

したがって、派手な色のものは避けるべきですし、基本的には、無地やストライプの選択になるはずです。

・スーツに合わせて落ち着いた色のものを選ぶ
・無地やストライプが無難
 
・単色でも明るすぎはNG
・柄物も目立ちすぎるようであれば避ける

靴は、ビジネスマンにとっては重要アイテムです。

ただし、転職の面接等では無難に進めるのがベスト。

黒もしくは落ち着いた茶系のビジネスシューズを選択しましょう。

 

ワイシャツ

白の無地、もしくは薄い水色などの落ち着いたものが基本です。

ワイシャツは様々なタイプがありますが、ボタンダウンや極端なワイドカラーのものは出来るだけ避けましょう。

その他、裏地に柄が入っていたりボタンに色がついているものなど、デザイン性が高いものは好ましくありません。

・白の無地が基本
・レギュラーカラー(襟)を選択
 
・ボタンダウンや極端なワイドカラーは避ける
・袖や襟のヨゴレやヨレヨレも厳禁

基本的には、黒や茶色、紺などの落ち着いた色のビジネスバックであれば問題ありません。

また、最近はリュックタイプでもビジネスに適したものがあるので、鞄の形などはあまり気にしなくて構いません。

 

その他

社会人経験豊富な人材が前提の転職面談なので、普段の仕事モードと同様ですが、結婚指輪以外のアクセサリーなどは不可です。

時計はもちろん可能ですが、あまり華美なものは避け、目立ちすぎないようにしましょう。

・ノーマルな時計はOK
・結婚指輪以外のアクセサリーはNG
・時計も華美なもの、高価なブランド物は避ける

番外編:私服でOKと言われたら?

面接を「スーツ以外も可」としている企業もあります。

また企業によっては、ありのままの姿を見るために「私服でもOK」とするケースがあります。

ただ、このような場合でも少なくともビジネスカジュアル程度で面談に臨むようにしましょう。

いわゆるジャケパンで面接を受ける分には全く問題ありません。

ただし、あくまでビジネスシーンであることを忘れてはいけません。

お洒落や個性をアピールすべき企業であれば良いのですが、そうでなければ「上下揃ったスーツの必要はないが、ビジネスシーンでのカジュアル」を求められていると理解するべきです。

 

企業の面接担当者の気持ちになって考える

さて、ここまでは『採用担当が見ているポイント』と『具体的なアイテム』について紹介しました。

どれも比較的、無難なものが求められますね

では、今まで出てきたもの以外で、『これは注意ポイント!』というものはあるのでしょうか?

ここは、企業の面接担当者の目線で考えてみると分かりやすくなります。

毎年、数百人の方とお会いしてきた経験から、いくつか紹介します。

 

面接で汗だくな受験者は嫌だ…

夏になると増えるのが、面接を汗だくで行う受験者。

本人も嫌だろうし、見ているこちらも少し申し訳ない気持ちになります。

時間に余裕がなかったのかな?と思うこともあり、良い印象は持てません。

もちろん、清潔感としてもイメージは悪くなります。

人一倍時間に余裕をもって面接場所に向かう、リラックスして面接に臨むなど工夫が必要です。

また、いざという時のために、制汗剤、ボディシートを常備しておくこともエチケットとして重要です。

 

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香水の強い受験者はちょっと…

エチケットとして適度な香りを…と思っていても案外イメージが良くないのが香水。

身だしなみ、気配りとして香りを使いたい場合は、香りの弱いデオドラントなどがオススメです。

あわせて発汗を抑えたり清涼感を演出できるのも◎です。

 

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まとめ:転職の身だしなみ

転職面接の身だしなみは、多くの方が悩むポイントです。

だからこそ、外してはいけないし、変に目立つことも避けるべきです。

まずは、スーツやネクタイ、鞄、靴といった一般的に分かりやすいアイテムをきちんとおさえましょう。
大事なことは、全体感でまとまりを持つことと自然なコーディネートをすることです。
そして、あとは、面接で重要といわれている清潔感を失わないように注意すれば良いのです。
特に夏場や緊張感で汗などの心配がある人は、デオドラントや制汗剤がオススメです。
事前にポイントをおさえた面接対策や準備をすることで、気持ちに余裕を持ちながら面接に挑みましょう!



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