30代の転職|働きながら転職活動をするべき11の理由

私は、30代半ばで転職をして、年収を約3割アップさせ社畜の働き方を変えて精神的な安定を手に入れました。

転職活動に費やした期間は約3年、本腰を入れたのは最後の約1年でした。

今思うと、仕事をしながら転職活動をして本当に良かったと思っています。

働きながらの転職活動は様々な意味で、安定的な活動につながるからです。

今回は、働きながら転職活動をするべき理由を体験談踏まえて紹介していきます。

 

働きながら転職活動をするべき11の理由

働きながら転職活動をするうえでは様々な不安があると思います。

「転職活動に十分な時間が取れないのでは?」
「転職先の企業の印象が悪くなるのでは?」
「バタバタして精神的に疲れそう…」

今回の記事ではこのような不安をひとつずつ払拭していきたいと思います。

 

お金の心配がいらない

仕事をやめると当然収入がなくなります。

転職活動はお金がかかるものではありません。

しかし、いつ終わるとも分からない転職活動の間、仕事をしていない場合は貯金を切り崩すしかありません。

転職活動が上手くいかなければいかないほど、精神的にも追い詰められるのです。

逆に、働いていれば、当然収入がきちんとあるため、金銭面での心配はなくなります。

余裕が持てそうです!

なお、仕事を辞めて失業保険に頼るのもひとつの手ですが、年齢や在職期間に応じてもらえる期間などに差が出るので要注意です。

 

転職に対して焦りが少なくなる

転職活動において、1番危険なことは、思った以上に転職活動が上手くいかずに、焦って希望条件を妥協してしまうことです。

「年収をあげたい!」
「働き方を改善したい!」
「ステップアップしたい!」

転職活動前はいろいろ希望を持っていたのに、気が付くと転職前より条件が悪化していた…なんてこともあります。

仕事をしながら転職活動をしていれば、「活動が上手くいかなくても、今の会社に残れるし」という気持ちが持てます。

気楽に、そして気長に構えて転職に向き合えるのです。

 

希望通りの募集に出会う可能性が高くなる

転職活動で大事なのは、自分の希望条件や妥協できないポイントをブラさないことです。

ただし、自分の希望に100%合致した募集がすぐにあることは非常に稀です。

そして、いつ希望通りの案件が出るかは誰にもわかりません。

仕事をやめて、短期決戦で転職にチャレンジしようとすると、それだけで選択肢の幅が狭くなってしまいます

仕事をしながら、時間をかけてじっくり転職に向き合うことで、よりよい条件や希望に沿う募集に出会うことができるのです。

 

選考試験に落ちてもダメージが少ない

「履歴書を送ったが、面接に進めなかった…」
「面接したけど、感触がよくない…」

転職活動をしていれば、何度も経験することです。

仕事をしながら選考に進んでいれば、ダメージはより少なく、「次はもっといい求人に出会えるはず!」と前向きにとらえられるはずです。

「転職試験が上手くいかなければ、今の会社に残っていればいいや」という気持ちを持てるため、切り替えて次に進むことができます。

 

経歴上のブランクがない

仕事を辞めて転職活動をしている場合、経歴上では無職の期間ということになります。

採用側としては、無職となると少しイメージが悪くなる可能性もあります。

一方、在職しながら活動をしていると経歴上のブランクがなく、無駄に印象を下げることがありません。

 

人生設計に計画性があるように見える

これも印象の話ですが、

「なぜ、仕事をしながら転職活動をしているのか?」
「どのような流れで、今後入社するのか?」

などという点に明確に回答できると、人間性も含めて計画的な印象を与えることができます。

思い付きの転職ではなく、きちんとした人生設計の中にある転職活動だというイメージを植え付けることで、その人の信頼度がアップします。

 

メリハリをもった生活ができる

「仕事をしながら転職活動をしています」と聞くと、めちゃくちゃハードなことをしているように聞こえませんか?

ただ、体験してみると両立は思った以上に難しくなく、またリズムが出てくるとメリハリを持った生活が送れるようになります。

仕事は定時で切り上げて、夜の時間を転職活動にあてる。

平日はバリバリ仕事をして、土日を転職活動に割く。

リズムや合う合わないは人それぞれですが、自分のペースがつかめると、生活の質が向上していることも実感できるはずです。

 

転職活動に忙殺されない

物理的にも精神的にも、「転職活動だけ」になってしまう状況は健全ではありません。

過程や結果に一喜一憂しすぎると、前に進むのに余計な時間がかかってしまいます。

もちろん、勝負の時には転職活動に全力で臨むべきです。

しかし、常に150%で立ち向かっていては長続きしません。

転職活動は長丁場です。

仕事と転職活動の狭間でバランスを保ちながら適度に忙しい、そのくらいが精神的にも安定すると私は思っています。

 

辞めると思うと仕事への向き合いが真剣になる

仕事を辞めることが現実味を帯びてくると、今の仕事への向き合いに真剣みが出てきます。

「今の仕事なんてどうでもよくなるかな…?」なんて思っていましたが、全くの逆。

立つ鳥跡を濁さずではありませんが、今まで以上に真剣に取り組み、「どうせ辞めるなら、最後まで何かこの会社で吸収してやろう」という意欲する湧いてきました。

 

転職時の面倒な手続きが少なくなる

会社を退職する場合、手続のみならず、税金や年金さらには保険の切り替え、貸与品の返却など面倒な手続きがたくさんあります。

企業ごとに発生する手続きや貸与品返却は粛々と行えばいいのですが、税金や保険の切り替えなどは思った以上に厄介。

ただし、転職の場合は、現在の会社と転職先の会社で簡単な書類提出のみで各種の切り替えが可能で、手続きの簡略化ができます。

手続きや書類に大変疎い私ですが、言われた書類をそのまま相互で準備するだけで簡単に手続きを完了することができました。

ちなみに【転職に関する必要な書類と手続き】については、別記事で詳しく紹介していますのであわせてご覧ください。

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有給消化を存分に楽しめる

転職が決まっていれば、今の会社を辞めた後の有給消化で思う存分休暇を満喫できます。

今まで、休みの日も仕事のことが頭の片隅にあった私も、最後の有給消化は家族と一緒にのんびり過ごすことができました。

一方、転職が決まっておらず、ただ単にいったん会社を辞めると、せっかくの休日を転職活動に費やすことになるかも知れません。

 

 

まとめ:30代の転職|働きながら転職活動をするべき11の理由

転職活動のなかで1番大切なことは『妥協しないこと』です。

収入も働き方もポジションも!

自分が何のために転職するのか?
絶対に曲げたくない価値観は何なのか?

そして、妥協せずに自分の希望通りの転職を実現するためには、転職活動というのは長期戦であるべきだと私は考えています。

何かよほどの事情がない限り、仕事を辞めずに両立しながら長期戦で転職活動をする方が、圧倒的によい結果に結びつくのです。

気楽にかつ、気長に構えて転職サイトや転職エージェントを徘徊し、ここぞというチャンスのタイミングで全身全霊をかけてトライする!

そのくらいのイメージを持って、仕事を続けながら転職に向き合うことで、希望の結果に近づくのではないでしょうか。

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