【借金生活を抜け出す10の秘密】は、別記事で紹介していますので、あわせてご覧ください。
私は5年前まで約500万の借金を抱えていました。
そして、その借金を真っ当に約5年かけて完済しました。
この記事では、私が借金500万を返済するために実行した10の秘密についてご紹介します。
この記事はこんな人にオススメ
[…]
ただ、その経験を踏まえて、個人的にはお金を借りる事が悪だとは思っていません。
状況によっては仕方がない、あるいは攻めの一手で積極的に有効活用するタイミングがあってもいいと思っています。
ただ、大前提としてリスクについて認識をし、借りるうえでの明確なビジョンがあってこその話です。
そのためには、まず消費者金融でお金を借りる事についてきちんと理解を深める事が大切です。
今回は、消費者金融でお金を借りる際の『やってはいけないことベスト5』についてまとめていきたいと思います。
目次
消費者金融の良い所と悪い所
一般的な消費者金融のイメージとしては、「金利が高い」「返済が長期化する」「信用情報に傷がつく」「怖い」などがあると思います。
確かに、金利の高さやそれ故に返済が長期化する可能性をはらんでいるのは事実です。
ただし、きちんとリスクを把握して、それを排除しながら消費者金融を使えば、リスクを少なくする事は可能です。
逆に、メリットはどのような点にあるのでしょうか?
・無利息期間がある
・利用用途に縛られない
・いつでもどこでも借りられる
・担保や保証人が不要
・会社や家族にバレない
以上のメリットについては、【消費者金融でお金を借りるのはデメリットばかりじゃない、その理由は!?】で詳しく紹介しました。
メリット・デメリットを正しく認識していれば、間違った道には進む可能性は極めて低くすることができます。
危ない!消費者金融でやってはいけないお金の借り方とは
では、早速、消費者金融でやってはいけないお金の借り方について紹介していきます。
ちまたで言われ一般的なことだけではなく、借金生活経験者の視点でベスト5をお話したいと思います。
第5位 大手消費者金融以外に手を出す
「聞いたことがない」
「町中になんとなくあった」
こんな消費者金融から借りるのはオススメしません。
きちんとした大手から借りることが重要です。
サポート面や様々なサービス、そしてキャンペーンなどが充実しており、個人に寄り添った最適な借り方ができるからです。
もちろん、きちんとした消費者金融であれば大手以外でも問題はないと思いますが、プロミスやアコム、アイフルなど、認知も高くCMなどをバンバン流している企業は安心ですよね。
一方、絶対に手を出してはいけないのは、『闇金』。
貸金業法に基づく業者登録をせず、無登録で違法に貸金業務を行っている業者のことです。
正式な認可を受けていないため、法外な金利での貸し付けをしてきます。
極端なセールスや無審査を謳ってくる場合は、要注意です。
ちなみに、『貸金業法』という言葉。
近年の消費者金融は、この法律に則って融資を行っていて、法外な金利で貸し付けたり、過酷な取り立てをしたりすることは禁止されています。
きちんと法律によって厳しく規制されていて金利や融資額の上限が定められ、消費者が安心して利用できるようになっているのです。
第4位 無計画に借りすぎる
消費者金融からお金を借りる時の上限額は、貸金業法の『総量規制』という縛りによって、年収の1/3までと決められています。
そして、一般的に年収の20~25%程度であれば、借金を自力で返せるといわれています。
年収300万の人でよく考えてみましょう。
・総量規制で借りられるのは、約100万
・自力で返せると言われる範囲は約75万
ここに落とし穴があります
上限ぎりぎりまで貸し付けを行うと、そもそも簡単には返済できないのです。
初めは小さかった借金が、1回借りたことによって気持ちが大きくなり、無計画に膨らんでいるパターンは要注意。
気付いた時には、いくら返済しても利息分のみしか減らずに…というループに陥ります。
まずは、自分で返済できる上限をきちんと計画立てること。
そして、無理のない範囲で借りる事、これにつきます。
第3位 返済を後回しにする
臨時収入や節約等で手元にお金の余裕ができた際には、迷わず繰り上げ返済しましょう。
借金は、期間が長くなればなるほど、当然返済する総額も増えます。
なぜならば利息部分が大半を占めるからです。
返済計画をきちんと立てている場合でも、余裕があるのであれば、できるだけ繰り上げて返済をしていきましょう。
第2位 借金に慣れて繰り返す
誰でもそうだと思いますが、初めてお金を借りる時は緊張するものです。
「ちゃんとお金が借りられるかな」
「家族や友人、会社にバレないかな」
「借金をするってどんなだろう…」
様々な不安などがあるはずです。
ところが、いったんお金を借り、さらに数回お金を引き出しているうちに、緊張感はなくなります。
簡単に引き出せることも普通になってしまうのです。
そして、すぐに借金に頼ろうとしてしまいます。
こうなると危険です!
気付いた頃には、第4位でお伝えした上限のいっぱいまで貸し付けを行っていて、首が回らなくなるのです。
ここでも気を付けるべきポイントは同じです。
初めにきちんとした返済イメージを持ち、そこから妥協しない事、逸脱しない事。
なんとなく借りてしまう事、無意味に借金を繰り返すような事は絶対に避けましょう。
第1位 多重債務
やってはいけない消費者金融でのお金の借り方、ダントツの第1位は『多重債務』です。
多重債務というのは、複数の企業もしくは借り先から借金をしている状況の事。
借金を返済するために借金をして、雪だるま式に借金が増えてしまう状況に陥ります。
「返済イメージがなかった」
「上限までしっかり借りちゃった…」
など、その原因は様々だと思いますが、身の丈にあった借り方をして、多重債務の状態にはならないように気を付けましょう。
まとめ:やってはいけない消費者金融でのお金の借り方ベスト5
最後にもう一度、消費者金融(サラ金)でお金を借りる際にやってはいけないことをまとめます。
・無計画で借りる
・返済を後回しにする
・借金を繰り返す
・借金のための借金(多重債務)
冒頭でも触れましたが、私は、お金を借りる事が悪だとは思っていません。
状況によっては仕方がないこともあるでしょう。
さらに、事情によってはお金を借りるという選択肢を積極的に選ぶことがあってもいいと思っています。
しかし、ここで紹介した危険な借り方や考え方をきちんとリスクとして認識をしてから借りるべきだとも思います。
まずは、消費者金融でお金を借りる事についてきちんと理解を深める事から始めましょう。
皆さんが上手に、そして賢く消費者金融と付き合い、有効活用できることを願っています!