危ないお金の借り方|借金経験者が教えるダメな借金とは?

私は約5年前まで約500万の借金を抱えていました。

私自身、お金を借りるというのは、きちんとした向き合いができていれば悪いとは思いません。

自分の状況を把握して、リスクを認識していれば、むしろ上手く使うべきだとも思います。

そしてその経験をもとに、前回『今すぐお金を借りたい人向け|借金経験者がすすめるお金を借りる6つの方法』について紹介しました。

ただし、無知のままお金を借りることはオススメしません。

そこで、今回は借りるときの注意点や絶対にやってはいけいないお金の借り方について紹介します。

知っているかどうかでリスクがきちんと減らせる借金はたくさんあります。

是非とも、最後まで読み進めてみてください。

危ないお金の借り方 その① パニックのまま借りる

借金を抱えるケースは人それぞれです。

・突然大きな損害が出る場合
・気付いたら貯金が底をついていた場合
・少し先の見通しでお金がなくなることが分かった場合

いろいろなケースがありますが、1番ダメなのは「なくなった!!」とパニックになり「借りないとやばい…」というマインドに陥ることです。

お金を借りるうえでは、冷静に考えないといけないポイントがいくつかあります。

ポイントについては後述しますが、パニックのまま借りるとこの大事なポイントをまったく抑えずに借りることになります。

借金が目の前に迫ったとき、どんなケースでもまずはいったん深呼吸をして落ち着いて対処をするようにしましょう。

危ないお金の借り方 その② 繰り返す

借り方として、1番危ないのは『繰り返し借りること』です。

借金は知らず知らずのうちに、クセになることがあります。

そして、気が付くと『借金のために借金をする』、つまり多重債務の状態になるのです。

借金が膨らみ、毎月の返済に困ると「追加で借金をする」「分割やリボ払いに手を出す」など、行動が限定されてきます。

そして、それを繰り返して多重債務となり、いつの間にか借金の泥沼にはまってしまうのです。

なお、【私が借金の泥沼にハマった体験】は別記事でしっかり紹介していますので、参考にしてください。

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借金体験談

危ないお金の借り方 その③ 返済計画のイメージがない

お金を借りる時、『いつまでに、どのように返済するか』イメージできているかが大切です。

・給料日になったら全額返済する
・長期で借りて毎月コツコツ返済する
・ボーナスで一括返済する

これがイメージできていないとかなり危険。

なぜならば、「返済計画がイメージできていない=なんとなく借りている」という状態だからです。

なんとなく借りてしまうと、繰り返し借りるリスクが高まります。

そして、返済計画は完済するまでの期間や利息に影響を及ぼします。

これらを意識した借り方ができているかは、とても大事なのです。

危ないお金の借り方 その④ いくら必要かわかっていない

お金を借りる時、いくら必要なのかを分かっていないのは危険です。

多ければ助かるのは間違いないのですが、その分利息が増え、また完済までの期間が増えていきます。

また、必要な額に応じてどこで借りるのがベストかも変わってきます。

今の自分に必要な金額をきちんと弾き出し、無理のない範囲で借りるようにするべきです。

危ないお金の借り方 その⑤ 緊急性を冷静に判断できていない

そのお金は、いつまでに必要なのかを正しく認識できているでしょうか?

人によって、お金を借りたい緊急性は異なるはずです。

巷には「即日融資!」という言葉が溢れており、本当にすぐにお金を貸してくれるものもたくさんあります。

もちろん、事情によってはスグにお金がないと困る!ということもあるでしょう。

しかし、そこまでの緊急性がないのに「スグに貸してもらえるのであれば…」という気持ちで借金をするのはかなり危険です。

繰り返しになりますが、何となくでお金を借りるのは避けなくてはいけません。

当然ですが、借りたその日から利息はかかってきます。

まだ必要でもないのに借りてしまうと、余計な利息がかかることもあるので、本当に必要な時期を冷静に判断するようにしましょう。

危ないお金の借り方 その⑥ 借金の選択肢が少ない

いざ、お金を借りるという段階で、あなたはどこから借金をしますか?

また、そもそもどこでお金を借りることができるか知っていますか?

消費者金融?クレジットカードのキャッシング?それとも銀行カードローン?郵便局?家族や友人でしょうか?

世の中にはお金を借りる方法があふれており、それぞれの借り方でメリット・デメリットはバラバラです。

逆をかえせば、間違った借り方を選択するとメチャクチャ損をするのです。

例えば、少額の即日融資を希望して、初めて借金をするケース。

新たな審査が必要ないクレジットカードのキャッシングが便利なように思えますが、返済計画次第では消費者金融の「無利息サービス」を活用した方がお得なこともあります。

これらは、単純に知っているかどうかで差が出ます。

選択肢をたくさん持ち、正しいドアを選べるようにしたいものです。

そのあたりは、【借金経験者がすすめる|お金を借りる6つのベストな方法】で詳しく説枚していますので、合わせてご覧ください。

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危ないお金の借り方 その⑦ 言語道断ダメな方法

最後に絶対やってはいけない、そもそも言語道断なお金の借り方を記載しておきます。

すべて、基本的には説明するまでもなく絶対ダメな借り方です。

・闇金の利用
・クレジットカードショッピング枠の現金化
・オークションで現金を購入
・掲示板やSNSを通じて個人間で借金

また、あえて言及しますが、友人にお金を借りるのも私はオススメしません。

別の機会でも説明しましたが、お金を借りる際にはそれなりの理由や覚悟が必要です。

友人を頼るのは、私個人としては、少しムシが良すぎるかなと思いますし、そのような場合はまた繰り返す可能性が非常に高いのです。

他人に甘えず、きちんと自分のお金の使い方や考え方に向き合って自力で解決するくらいの姿勢があるべきだと考えています。

まとめ:やってはいけないお金の借り方

いかがだったでしょうか?

今回は、私の借金生活の体験をもとに、『借金経験者が教える やってはいけないお金の借り方』を7つ紹介しました。

やってはいけないお金の借り方
・パニックのまま借りる
・繰り返し借りる
・返済計画のイメージがない
・いくら必要かわかっていない
・緊急性を冷静に判断できていない
・借り方の選択肢が少ない
・その他、言語道断な借り方をする

繰り返しになりますが、借金自体は仕方がない場合もあるので私はまったく否定しません。

ただ、きちんと借金に関する予備知識や考え方を持ってお金を借りることが大切です。

知識のあるなしで、損得やリスクに雲泥の差が出てしまうのです。

是非とも、お金についての正しい知識を持ち、万全の状態でお金を借りることに踏み出してほしいと思います。

また、場合によってはお金を借りるのと並行して、お金を稼ぐことに少し意識を向かせる必要もあると思います。

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