
ちなみに当時、私が抱えていた借金の内訳はこんな感じでした。
項目 | 金額 |
消費者金融カードローン | 300万 |
クレジットカード① | 100万 |
クレジットカード② | 50万 |
社内貸付 | 50万 |
正直、毎月の収入以上に返済や請求がくるため、貯金はもちろんまったくできず。
ボーナスなどを頼りにギリギリ年間でトントンの生活をしている状況でした。
私の【借金生活体験談と完済のための10の秘密】については、別記事で紹介しています。
私は約5年前まで約500万の借金を抱えていました。
そして、その借金を真っ当に約5年かけて完済しました。
この記事では、私が借金500万を返済するために実行した10の秘密についてご紹介します。
この記事はこんな人にオススメ
・借金生活[…]
・クレジットカード払いが大好きな人
・とにかくお金に無頓着な人
分割払いの恐怖
多くの方が利用しているクレジットカードの『分割払い』。
管理できる状態での分割払いは全く問題ありません。
ただ、ひとたびはまると危険なのが分割払いです。
ここからは、分割払いの特徴とリスクについて、紹介します。
分割払いとは??
利用額を複数回にわたって分割して支払う方法で、支払いを複数回に分けて先延ばしにできるのがメリットです。
ただ、仕組みとしては、商品代金の一部をカード会社が代わりに店舗に支払っているため手数料がかかってきます。
肩代わりの金額が多くなるほど、あるいは期間が長くなるほど、手数料が高額になります。
分割払いに潜む危険性
分割払いの際には、金利がつき利息を払う必要があります。
「分割払いの危険性は・・・利息でしょ??」と単純に思った方。

分割払いを簡単に例で説明すると次のようになります。
すると、利息が合計で4,420円つきます。
総額で104,420円の買い物をしたのと同じことになります。
『6か月で4,420円の利息』と考えると『月々1,000円もかからない』のでそんなインパクトはないように思えるかもしれません。


リボ払いの恐怖
一般的には分割払いよりも危険性が高いと言われるリボ払い。
では、なぜリボ払いの方が危険度が高いのでしょうか?
ここでは、リボ払いの危険性について紹介したいと思います。
リボ払いとは?
毎月あらかじめ指定した一定金額を払う(返済する)のがリボ払いです。
「3回払い」「12回払い」など、支払期間が一定の分割払いに対して、支払金額が一定なのがリボ払いです。
毎回の支払金額が一定なので、返済目安がつきやすいように聞こえますよね。
では、どこにリスクが潜んでいるのでしょう?
リボ払いに潜む危険性
リボ払いのリスクは…『知らないうちに返済額が多くなる』、これにつきます。

どういうこと?
リボ払いは、毎回の支払額が一定なので、追加の買い物でリボ払いを繰り返すと、単純に返済期間が伸びていきます。
残高が増えるほど返済期間が伸び、同時に返済に占める利息の割合が大きくなります。
つまり、返しても返しても利息の支払いだけが繰り返され、元金がいつまでたっても減らないのです。

合計50万の買い物をして、分割払い(12回)とリボ払い(月々5,000円)にした場合の返済期間と返済額を比較してみましょう。
分割払い(12回) | リボ払い(月々5,000円) | |
年利 | 15% | 15% |
借入額 | 50万 | 50万 |
返済方法 | 12回の分割支払い | 毎月一定額(5,000円)の支払い |
返済期間 | 12ヶ月 | 99ヶ月 |
返済総額 | 541,550円 | 814,280円 |
これ、すごくないですか???
複数のクレジットカードを所持するリスク

まとめ:危険なクレジットカードの使い方とは?
借金生活に突入する、あるいは真っただ中にいる方は、クレジットカードの使い方や付き合い方を間違えているケースがほとんどです。
しかし、分割払いもリボ払いも、そしてクレジットカードの複数持ちも危険性について理解していれば、リスクは減らすことができます。
何よりも、『リスクについて知識があるか』が非常に重要です。
正しい知識や感覚を身につけ、リスクをヘッジしながら、クレジットカードと付き合っていくことをオススメします。